タビルール旅の「できる / できない」を判定する

線引きは、
4つの型でできている

国土交通省の「危険物の代表例」に並ぶ約200項目を全部読むと、判断が同じパターンの繰り返しだと分かります。 型が分かると、このサイトに載っていない持ち物でも当たりがつけられます。

型1 長さ60cmで切る

長さ60cmで切る型
AIで生成した画像です

棒状のものは、長さ60cm以下なら持ち込めるという線がくり返し出てきます。 マッサージ棒、麺打ち棒、ビーチパラソル、旗竿、バトン、ステッキ。 三脚・一脚と虫取り網は「畳んだ状態で60cm以下」です。

例外の書き方まで共通しています。登山用ストック・スキーストックと義手・義足には 「体が不自由で、旅客自身で使用するものは60cmを超えるものであっても持込可能」という但し書きが付きます。 実際に使う本人が持つかどうかで、長さの線が外れます。

例:麺打ち棒・マッサージ棒・ビーチパラソル / 登山用ストック・金剛杖・アイゼン / 義手・義足・添木 / 旗竿・のぼり

国の名簿では ⑰棒状のもの⑯スポーツ用品、運動器具、介護用具等 60cm65cm・70cm

型2 材質と見た目で切る

材質と見た目で切る型
AIで生成した画像です

武器に似たものは、木やプラスチックで一目でおもちゃと分かるなら持ち込めるという判断です。 手裏剣、十手、スリングショット、日本刀、玩具銃、幼児用はさみ、沖縄かんざし。 掛け軸と旗竿では、素材がプラスチックなら長さの制限そのものが外れます。

裏を返すと、精巧なものほど通りません。 「本物ではないから大丈夫」は理由になりません。保安検査は外から見た形と材質で判断します。

例:手裏剣・忍者グッズ / 日本刀・模造刀 / モデルガン・エアガン / 掛け軸・ポスターケース

国の名簿では ⑳その他⑩刀剣類⑬鉄砲類

型3 本体は可、消耗品は不可

本体は可で消耗品は不可の型
AIで生成した画像です

火や電気を使う道具は、本体と燃料で結論が逆になります。

運べるカセットコンロ・ガスバーナーの本体(ガスの残留がないもの)
運べないカセットコンロ用のガスボンベ
運べるファイアスターター・火打石(非危険物)
運べないライター用の詰め替え燃料(ガス・オイル)

さらに、ガスや電気が入った部品は、それを使う本体と一緒でなければ運べません。 膨張式救命胴衣のカートリッジは胴衣とセットなら運べますが、カートリッジだけでは運べません。 電動車いすの予備バッテリーも、車いす本体とあわせての輸送が条件です。

例:カセットコンロ・ガスバーナー / ファイアスターター・火打石 / 膨張式救命胴衣・ライフジャケット / 電動車いすの予備バッテリー

国の名簿では ⑦酸素ボンベ・ガス類⑥ライター・マッチ・着火具⑤電池・バッテリー

型4 刃が外れるか、露出しているか

刃が外れるかの型
AIで生成した画像です

調理器具の刃物は、ほぼすべて「本体と刃の部分が外れないものは持込可能」という一文で判断されます。 缶切り、ピーラー、野菜スライサー、ペットボトルオープナー、アップルカッター、ピザカッター、 シートベルトカッター、ギロチン式の葉巻カッター。

一方ではさみとカッターだけは「刃体6cm以下」という数値で切られ、 ツールナイフ(十徳ナイフ)は数値がなく一律で持ち込めません。 ナイフとして使える形をしていること自体が理由なので、小さくても通りません。

例:缶切り・ピーラー・栓抜き / 葉巻カッター / ツールナイフ・十徳ナイフ / はさみ

国の名簿では ⑫カッター等⑪ナイフ類 6cm

型から外れるとき

4つの型はあくまで読み解きです。公式の資料が個別に書いている条件のほうが常に優先されます。 このサイトでは、型ではなく品目ごとの原文の条件を載せています。 また、国の基準より航空会社の運用が厳しい箇所があり、そこは両方をそのまま表示しています。

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